40歳になった時を振り返ると、正直貯金という貯金はできてませんでした。
将来に不安はあっても、どうやってその不安をケアするかに向き合ってなかったと思います。
ここでは、何から始めるかの足がかりについて触れたいと思います。
お金を貯める目的
よく目的が大事と言われますが、これは貯金を続けるために欠かせない点です。
ただ、目的を設定する上で重要なポイントは「イメージできること」です。
というのも「老後のため」ぐらいの大枠だと、いくら貯めたらいいのか分からないですし、達成感も得づらく、なんだかんだで続けられなくなってしまいます。
例えば、
- 海外旅行に行くために
- クルマを買うために
- 家族で高級料亭に行くために
などなど、目的が具体的になればいくら必要かもわかりますし、達成した後の満足感もイメージしやすいです。
途中で、「まあ別にいいか」とならない目的を明確にイメージしましょう。
いくら貯めたらいいのか
当然、必要な金額は目的次第にはなります。
自分の場合は、ほとんど貯金がないのが不安だったので、まず100万円貯めることから始めました。
当時立てた目的は「もし3ヶ月仕事辞めても生きていける」としました笑
後ろ向きに見えますが、金額感も掴みやすかったですし、3ヶ月あればなんとかなるだろうと思っていました。
そんなに大きな額ではないかもしれませんが、貯まった時は、達成感と共に安心感を得られたことを覚えています。
いつまでに貯めたらいいのか
100万円貯めるとしても、10年かかってはいつまでも不安は払拭できません。
なので金額に応じて、スケジュールを立てる必要があります。
例えば、早く気持ちの安心が欲しかったので、多くのものを切り詰めたり売ったりして、月10万円を10ヶ月かけて貯めました。
「不安ならもっと早くしたらいいのに」と思われるかもしれないですが、もし普通の生活レベルを犠牲にしてまで貯金していたら、自分の性格的に止めていたと思います。
この辺りは具体的な目的と、自身の価値観を踏まえて、習慣的にできるスケジュールを組むことをオススメします。
どうやって貯めるのか
貯めると言ったら、まず考えるのは“給料を貯金する”を真っ先に考えると思います。
というか、初め自分はそれしか考えつきませんでした。
「毎月10万円しよう」と考えた時も、月給が決まっている中で「ただただ、頑張ろう」としか思っていませんでした。
ただ、毎月頑張ろうとすると気持ちがもたなくなってしまうので、毎月変わらない金額である「固定費」を以下にさげるかを意識していました。
当時、自分が対象にした固定費は以下です。
- 家賃
- スマホ代
- 保険
この中で、家賃とスマホ代だけで毎月5万は貯めることができました。
保険は、「安心を買っている」というざっくりな思い込みで支払い続けていました。
ただ、毎月大きく掛かっている割に、その必要性をあまり理解していなかったんです。
そこで調べた結果、毎月4万円も払っていたものは公的保険で十分だったことが分かりました。(※なぜ4万も保険に支払っていたかはまた別途書こうと思います。)
つまり合計で9万円も自動的に浮かすことができ、毎月1万円の貯蓄を頑張れば達成できました。
ちなみに交際費などは、ある月に減らせても別の月で使いすぎた時のショックが辛かったので、努力して減らす対象からは外していました。
まとめ
総じて企業型DCは、何もしなくても資産を増やせるおトクな制度だと思います。
会社員を長く続ける方が若い頃から入っていたら、かなり資産作りができるのではないかと思います。
さらに2022年10月からは、法改正によってiDeCoとの併用も認められることになります。
企業型DCを限度額まで使えない方にとっては、資産づくりを強化するのに楽しみな法改正となるかと思います。